Acoustune HS2000MX SHO -笙- 【VGP2025受賞】【当店購入特典:製品保証2年付】
¥197,980
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『SHO - 笙 - 』、当初の開発コードネーム「HS2000MX」は、独自のダイナミックドライバーを基軸とするAcoustuneが過去の製品で培った技術と知見を、最新の設計思想をもとに、これまでの量産品では採用をやむを得ず諦めていた新素材、技術を投入して作り上げたフラッグシップモデルとなります。
本製品はAcoustune製品として初めて製品に愛称を設定、『笙(しょう)』と名付けられました。
「笙」は雅楽(日本の伝統的な音楽)で使用される竹管による管楽器ですが、一竹(いっちく)と呼ばれる短音はもちろん、合竹(あいたけ)と呼ばれる和音の響きが特に美しい楽器で、その音色は天光を表すとも言われるほどです。今回、『HS2000MX』が「笙」のような美しい響きを奏でるようにとの想い、さらに「笙」はその形状から翼を立ててたたずむ「鳳凰」に見立てられ「鳳生」とも呼ばれることから、イヤホン本来の音楽性の追求と、それを所有することを歓びとする商品としてのデザイン性の両立を高次元で両立させる、という想いも込めてこの愛称を与えるに至りました。
日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用の最新ミリンクスコンポジットダイナミック型ドライバー
Acoustune製イヤホンにおけるドライバーユニットの伝統的な特徴である、医療グレードのポリマーバイオマテリアルを基本素材に使用した「ミリンクス振動板」に「日本製ベリリウム薄膜加工ドーム」を組み合わせた複合構成を採用。入手性、量産性、コストなどの兼ね合いから従来製品では採用することのできなかった素材を、新規サプライヤーの開拓などから見直した上で実現することが出来ました。ダイナミック型ドライバーの特性である、全帯域において継ぎ目のないスムーズでリニアな再生と豊かな低音といった特徴はそのままに、高剛性なメタルドームにて共振を抑制しつつ制動の効いた締まりのある低音も実現。まるで統率のとれたオーケストラのように音楽を奏でます。
CNC切削超々ジュラルミンを使用した音響チャンバー
ドライバーレスポンスを最大限に高めるため、CNC切削の超々ジュラルミンをチャンバー素材に採用しました。本製品に使用されるA7075は、今から約85年前に日本で開発された航空機に使用される金属です。他の金属に比べて軽量なアルミニウム合金の中で、最も高強度となります。引張強度や硬度は、チタンと同程度の値を持ちながら、比重が小さいために軽いという特徴があります。従来のモデルに使用したチタンやステンレスのような難削材に比べて切削性が優れるため、精度をさらに追い込むことが出来ます。つまり、ドライバーとチャンバーのクリアランスを限界まで追い込むことで、従来の材料に比べてリジッドにマウントできるメリットがあります。本製品のミリンクスコンポジットドライバーは、チャンバーへの高い取付け精度を求められる為、超々ジュラルミンを選択しました。
Acoustune Capsule Technology(A.C.T)
これまでのAcoustune製品では、音響チャンバーと機構ハウジング部が完全分離したモジュラー構造を採用しているというのが大きな特徴でした。今回、そのモジュラー構造がさらに進化。高精度でガタつきの少ない可動式アウターハウジングを開閉することで、ユーザー自身が音響チャンバー部を交換でき、今後のオプションやアップグレードにも対応可能な「Acoustune Capsule Technology(A.C.T)」を初めて採用しました。
トータルバランスの良さを実現するARS100ケーブル
ケーブルにはAcoustuneの新世代ケーブルARS100シリーズを採用。線材や芯数、編み方など試行錯誤を重ねた結果、ケーブルとしての完成度の高さとイヤホン全体のバランスを考慮し、最終的に標準品と同等のARS100シリーズを採用しました。オーディオケーブル専業メーカーと共同開発し、シルバーコートOFC線と極細OFC線のハイブリッドケーブルを16芯構造化した線材や、日本ディックス製Pentaconn Ear端子を継続採用。工作精度の高い金属製パーツなどはそのままに、イヤホン本体色のDeep Sea Blueをコネクター部、スプリッター部、イヤホンジャック部といった金属パーツ部分にも採用し、イヤホン全体での調和をとり高級感を演出しています。
SHO-笙-のリファレンスとなる新形状イヤーピース『AEX50』
本製品で初めて同梱される新形状イヤーピース『AEX50』は、SMPテクノロジーズ社製形状記憶ポリマー「SMP iFit®」を素材として、ダブルウィング形状を採用しました。本製品ではAEX50をリファレンスイヤーピースとしています。広いウィング部分は、外耳道入り口付近の肌に対し、通常タイプのイヤーピースより広い面積で密着。また、素材のもつ装着時の形状を維持する特性と相まって、外耳道入り口付近で耳にぴったりとフィットするため、奥まで挿入する必要がなく、違和感をなくしています。更に装着位置の関係から外耳道内の空間容積をより確保するため、通常タイプのイヤーピースとは異なる音場感を感じることができます。XS/S/M/L/XLの全5サイズを各1ペアずつ同梱し、より多くの方のフィッティングをサポートします。
リニューアルしたAcoustune新リファレンスイヤーピース『AEX07』も付属
AEX50の他、通常タイプのイヤーピースとしてAcoustuneイヤホン開発でも使用されているリファレンスイヤーピースAET07のリニューアルバージョンとなる『AEX07』も付属。定番イヤーピースとして長年の同梱および単品での出荷実績をもつ同製品の基本設計をもとに、3Dカスタムフィットインターシェル「ST1000」作製実績で得られた数多くの耳型データなどから、形状の微調整とサイズバリエーション展開を見直しました。S/M/Lの3サイズを各1ペアずつ同梱しています。