
コンバーチブルイヤホンシステム
「HSX1001 Jin -迅-」は、革新的な構造を採用したワイヤレスイヤホンです。ドライバーユニットが格納されている音響チャンバーと、ワイヤレス通信用パーツを収めた無線モジュールが独立しており、自由に着脱・分離が可能です。このユニークな構造により、従来は半年〜数年とされていたワイヤレスイヤホンのライフサイクルを大きく超え、より柔軟な活用が可能に。有線・無線の枠を超えた、次世代のコンバーチブルイヤホンシステムとして、新たなリスニング体験を提供します。
真鍮素材を採用する音響チャンバー「C:02」
TWSイヤホンのパーツ交換によるメリットは、ライフタイムの向上にとどまりません。音楽再生の要となる音響部を交換することで、まるで新しいイヤホンのようにサウンドを変化させることが可能です。
音響チャンバー「C:03」では、筐体素材に洋白(ジャーマンシルバー)を採用。フルートなどの楽器にも使用される洋白により、中高域の豊かな響きを全面に押し出したチューニングを実現。また、素材特性上やや弱まる低域を補うために、ダブルマグネット方式の新たなドライバーユニットを設計。振動板のドーム部にはチタンを薄膜成型し、伸びやかな中高域に加え、力強く芯のある低域を両立させました。
交換式のチャンバーにより、TWSでは難しい金属筐体の精度と堅牢性を保ちつつ、アルミニウム素材を採用した「C:01」とは全く異なるサウンドをお楽しみいただけます。
Pentaconn Ear端子搭載、有線接続用モジュール「M:02G」
モジュールパーツを「M:02G」に交換することで、「HSX1001 Jin -迅-」は有線接続にも対応。筐体には、標準音響チャンバー「C:01」と同様のアルミニウム素材を採用し、ケーブル接続端子には高い耐久性と信頼性を誇るPentaconn Ear端子を搭載。新開発の専用ケーブル(ARC83)を使用すれば、すぐに4.4mmバランス接続対応の有線イヤホンとしてご使用いただけるほか、Acoustune製アップグレードケーブルをはじめとするPentaconn Ear対応の多様なイヤホン用ケーブルにも対応しています。
本体カラーには、かつて「HS1503 AL」にも用いられていたセージグリーンを採用。同機のナチュラルで洗練されたデ
ザインを思い起こさせるヘリテージカラーとして、ハーブのように落ち着いていて柔らかなトーンの色合いに仕上げました。
新開発「ARC83」イヤホンケーブル
付属のケーブルには、柔軟性と耐久性を兼ね備えた新開発「ARC83」を採用。しなやかな取り回しの良さに加え、断線しにくい構造で、日常使いでも安心してお使いいただけます。線材の素材にはOFC線を採用、端子は4.4mm5極プラグを採用しており、対応の音楽プレイヤーなどでバランス接続による再生をお楽しみいただけます。
コネクタには、高信頼性を誇るPentaconn Ear(ノーマルタイプ)を採用。着脱による摩耗や、汗・湿気などの侵入による接触不良のリスクを大幅に軽減し、予期せぬトラブルを防ぎます。万が一断線した場合でも、簡単に着脱・交換が可能な設計で、長く快適にご使用いただけます。ケーブル長は約1.2mです。
継続的なアップグレードで常に進化
各モジュールと音響チャンバーはすべて互換性があり、自由な組み合わせが可能です。
たとえば、「HSX1001 Jin -迅-」標準構成のワイヤレスモジュール(M:01)に、本製品の洋白製音響チャンバー(C:03)を装着することで、C:03のサウンドをワイヤレスで楽しむことができます。さらに、残った音響チャンバー(C:01)と、有線接続用モジュール(M:02G)を組み合わせれば、有線イヤホンとしての使用も可能です。
もちろん、本製品同士の組み合わせ(「C:03」と「M:02G」)による洋白製有線イヤホンとしてお楽しみいただけます。今後も、音響チャンバーやモジュールなど、さらなるアップグレードパーツの展開を予定しており、お好みに応じてカスタマイズしながら、あなただけのイヤホンシステムを構築できます。
本製品には交換用の精密ドライバーと専用ネジも付属しており、イヤホン本体の3箇所のネジを外すだけで、特別な工具を追加購入することなく、どなたでも簡単にパーツの交換を行っていただけます。
